‘選挙に行ってみよう!’ カテゴリーのアーカイブ

自分が投票に行っても何も変わらない?

選挙では数千万票が入るので自分ひとりが投票してもしなくても、何も変わらないと思うかもしれません。

しかし、前回の選挙では投票していない方が、3000万人以上もいます。
たとえば今の首相の管直人氏が前回の衆院選(小選挙区)で獲得した票は16万3446票。その前の参議院選に比例代表で出た舛添要一氏は46万7735票を獲得して当選しました。
これだけ著名な人たちの得票数をみれば3000万票というのがいかに多い数が分かるはず。

また、選挙ではありませんが、過去に福岡市の名称を福岡市するか、博多市かという市を二分する住民投票がありました。
その時は、どちらも同票で市長の1票で福岡市に決定したということがあります。
もし博多市になってほしいと思っているのに、自分が投票しなくても結果は変わらないだろうと思っていた人がいたら、その人が投票していたら博多市になっていたかもしれません。

そう考えると、1票というのは、私たちが思っているよりも重いものなのです。

政治って何のために存在するの?

火事が起こった時の火消しや、住民が向こう岸に行きたいから橋がほしいなぁと思ったとき、誰がやってくれるでしょうか?
大昔なら地主さんが私財を投げうってやってくれたかもしれませんが、明治以降その役目を政治家が担ってきました。

とはいえ、対応するためにはお金が必要になるので、住民から少しずつ集めます。これが「税金」です。
税金とは、住民のための集めたお金なので、住民のために適切に使うのが、政治家の役目なのです。
今では、「私腹を肥やすために税金を使っている・・・」なんてことも言われたりするので、正しく税金を使ってくれる政治家を選ぶための選挙は、私たちにとって、とても重要なことなのです。

選挙区と比例代表ってなに?

選挙には、選挙区制と比例代表制という大きく2つ選挙方法があります。

選挙区制は、地元(選挙区)から国の政治を行う代表者を決める選挙制度で、選出の人数によって、大、中小の選挙区制があります。
大・中選挙区制は、選挙区の中で複数の代表者が決まるので、地元で意見の違った人が複数選ばれますが、小選挙区制は地元の代表者はひとりです。
小選挙区は、住民にわかりやすい訴えをした人が当選しやすいので、昨年の衆院選では野党だった民主党が市民にわかりやすい政策を訴え、多くの地元で民主党の候補者が当選し、政権交代を実現することができました。

比例代表制は、政党名もしくは立候補者名(参院選のみ)を投票するだけでなので、規模の小さい政党でも当選者を出すことができ、有権者の小さな声にも対応できる制度となっています。

国の選挙(衆院選、参院選など)では、両方の選挙方法を同時に行い、色々な意見を持つ議員ができるだけ多く集まるようにしています。

衆議院と参議院ってなに?

日本の国会には、衆議院と参議院があります。
このように国会に2つの議院があることを二院制といいます。
2つの異なる手段で選ばれた議員が集まって議論することで、両方の視点で政治の判断をすることが出来るため、多くの国が二院制を採用しています。
ただし、逆に2つあることで意見が対立し、国会として決定を行うまでに時間がかかるというデメリットもあります。
これを少しでも解消させるため、意見が対立した場合、衆議院の判断が優先されることがあります。
なぜ衆議院が優先されるのかというと、衆議院は任期が4年と参議院より2年も短く突如解散することもあるので、今衆議院に在籍している議員の方が参議院に比べて直近に選ばれた可能性が高いため、国民の意見を反映させられるという考えに基づいているためです。

衆参両議院の違い
その他にも、立候補できる年齢などちょっとした違いがあります。

投票はどうやってするの?

・1枚目 【選挙区】
 「立候補している人の名前」 を書きます。
 投票所に候補者の名前が書いてますので名前をうろ覚えでも、安心です。

・2枚目 【比例代表】
 「政党名」か「比例区で立候補している人の名前(※参院選のみ)」を書きます。
 こちらも投票所に政党の名前は書いてますので、政党名はうろ覚えでも大丈夫です。
 ※参議院の比例代表選挙の場合は、比例区で立候補している人の名前を書くことができますが、
  候補者の名前は、投票所に名前は書かれていないので、事前に投票したい人の名前を
  しっかり覚えて行きましょう。



また、漢字が分からない場合は、ひらがなで書いても問題ありません。逆に漢字を間違えると無効となる場合もあるので、漢字に自信がなければひらがなで候補者の名前を書いて投票しましょう。

もちろん人に相談したり、携帯電話で話したりしながらの投票はできません。
あなたの票はあなただけの大切な1票なのです。
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